アトピーで悩む家族のために
HOLOが誕生するきっかけは、アトピー性皮膚炎の苦労からでした。
子供ができて、同じような経験はさせたくないとHOLOの開発が始まりました。
アトピー性皮膚炎とは、皮膚が炎症を起こし、強いかゆみや湿疹・かぶれなどが出る病気です。
「アトピー」とは、もとは「奇妙な」「見慣れない」という意味を持つ古代ギリシャ語「atopia」が語源となっています。
幼児期からかかることの多い病気で、開発者自身も幼児期から発症し、良くなったり悪くなったりを繰り返し、ようやく保湿剤だけで過ごすことができるようになりました。
なかなか治らないことがアトピーの特徴ですが、現在は、皮膚科での標準治療である程度緩和すると言われています。
※標準治療:ステロイド剤を短期間使い、炎症を抑えたのちに保湿して緩和する治療
ただし、アトピーになる原因は分かっておらず、明確な治し方も見つかっていません。そのため対症療法であるステロイド外用薬の処方による治療が中心となっています。アトピーが慢性化して長年苦労されている方は、標準治療が合わず、色々な治療や保湿剤を転々としながら、自分に合ったアトピーとの付き合い方を探していることと思います。
標準治療、漢方、化粧品、サプリメント、食生活改善などさまざまなアプローチがありますが、アトピー性皮膚炎にはどのアプローチにも必ず、「保湿:スキンケア」が必要です。
皮膚バリアを強くするスキンケア
HOLOは、バリア機能に着目し、『やさしく洗い』、『やさしく潤す』ことを特に大事な生活習慣と考えています。
アトピー性皮膚炎の発症には、皮膚バリアの機能低下が関係していると考えられています。角層や皮脂膜から成る皮膚バリアを強くするには、まず正しく洗うこと、そして正しく保湿することが大切です。
HOLOは、外からのアプローチだけではなく、中からのアプローチも大切に考えています。
アトピーの症状は、一見皮膚の問題にように思えますが、実は体内の環境も大きく関わっています。皮膚に出る症状は、体内で正しく分解処理ができていなかったり、免疫力が弱くなってしまったことによる反応の現れです。
スキンケアに加え、腸内環境の改善やスキンケアと合わせて摂取した方が良いサプリメントの情報なども合わせてお伝えしていければと思っています。
アトピー性皮膚炎の様々な治療法
・ステロイド外用薬による治療
一般的な皮膚科でアトピーと診断された場合、ステロイド外用薬を処方されることがほとんどです。
ステロイド外用薬は炎症を押さえるためだけの薬で、根本治療にはつながりません。さらに使用が長期間に及ぶと皮膚が薄くなるなどの副作用や依存性などの問題が起こることがあります。
・保湿による治療
乾燥により症状が悪化している場合は、風呂上がりに保湿クリームなどの非ステロイドを塗ることでの治療も可能です。
・食事療法
アトピーは食品添加物やジャンクフード・油ものを控えたり、除去することで症状の緩和が期待できます。ただし、長期的な治療が必要です。
コラム一覧へ戻る | 次のコラムへ |