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赤ちゃんのアレルギーや肌トラブル、便秘などの悩みには"腸"を見直そう

赤ちゃんの成長を見守る中で、アレルギーや肌トラブル、便秘などの悩みを抱えるパパ・ママは多いのではないでしょうか。これらの赤ちゃんのからだの不調は腸内環境と深く関係しています。腸を整えることが、赤ちゃんの健やかな成長につながるかもしれません。

赤ちゃんの便秘

赤ちゃんは消化器官や筋肉が未発達で、うまく便が出せないほか、水分不足も考えられます。特にミルクを飲んでいる赤ちゃんは母乳を飲んでいる赤ちゃんよりも便が固くなり便秘になりやすいことがあります。

赤ちゃんのアレルギー

赤ちゃんに多く見られるアレルギーには、食物アレルギーやアトピー性皮膚炎などがあります。

<食物アレルギー>

赤ちゃんの代表的な食物アレルギーは、卵・牛乳・小麦です。
赤ちゃんに食物アレルギーが多い理由は、消化機能が未発達なことから、アレルゲンであるタンパク質を消化しきれないことが原因のひとつです。ただし、消化・吸収が未発達なことが食物アレルギーの原因の場合、成長するにつれてアレルギーの症状が改善する場合もあります。

<アトピー性皮膚炎>

赤ちゃんの皮膚は大人の約半分の薄さのため、バリア機能が低くとても敏感な状態です。そのため外部からのホコリ・ダニ・汗・化学物質などが肌への刺激となり、肌トラブルを引き起こすことがあります。また、家族にアレルギー体質の人がいるとアトピー性皮膚炎になりやすい傾向があります。

食物アレルギーとアトピー性皮膚炎の関係

食物アレルギーとアトピー性皮膚炎には関係があるとされています。アトピー性皮膚炎により、肌のバリア機能が低下していると、アレルゲンが体内に侵入しやすくなります。その結果、免疫細胞が過剰に反応し、特定の食物に対してアレルギー反応を引き起こすと考えられています。

赤ちゃんの悩みを改善するために腸を整えよう

赤ちゃんのアレルギーや肌トラブル、便秘の改善には腸内環境を整えることが重要です。
免疫細胞の約70%が腸に存在しているため、腸内環境が乱れていると、アレルギー反応が起こりやすくなるとも言われています。
腸のバリア機能と肌のバリア機能は、相互に影響し合っており、腸内環境を整えることが肌トラブルの改善に繋がります。

また、赤ちゃんの便秘の予防にも、水分補給や食物繊維・善玉菌を多く含む食品を積極的に取ることが大切です。腸内環境を整えることが赤ちゃんの健康をサポートします。

腸を整えるために「赤ちゃん茶」とも呼ばれている“阿波晩茶”を取り入れよう

腸内環境を整える方法のひとつとして、「阿波晩茶(あわばんちゃ)」がおすすめです。阿波晩茶とは、徳島県上勝町で古くから親しまれている発酵茶で、乳酸菌が豊富に含まれています。この乳酸菌が腸まで届き、赤ちゃんの健康なからだをサポートします。

阿波晩茶はカフェインが少なく「赤ちゃん茶」とも呼ばれ、赤ちゃんや妊婦さんも安心して飲むことができます。

離乳食の際の水分補給やお風呂あがりの水分補給として取り入れるのも良いでしょう。
忙しい育児の中で阿波晩茶を用意するには手軽に淹れられるティーバッグタイプのものがおすすめです。
赤ちゃんのすこやかな成長のサポートのひとつとして腸内環境を意識してみてはいかがでしょうか。

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