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腸活が美肌につながる 腸内環境を整える善玉菌を増やすには

美肌になるために何をしていますか?
時間をかけて保湿したり、年中紫外線対策をしたりと美肌を目指すには毎日のスキンケアが欠かせませんよね。保湿や紫外線対策といった肌に直接アプローチすることはもちろん大切ですが、それだけでは少し心配です。なぜかと言うと、食べ物や飲み物といった体内に入れるものが良いも悪いも肌に影響を与えるからです。肌と腸というのは密接に関係しており、美肌を目指すためには腸内環境を意識する“腸活”に取り組むことも必要です。

腸活というと以前は便秘に悩んでいる人や、健康に対して意識の高い人がしているというイメージだったのではないでしょうか。近年では男女問わず美肌への意識がさらに高まっており、このような観点から腸活を取り入れている人が増えてきています。 

『腸活』について

腸活とは腸内細菌のバランスを整え、腸内環境をより良い状態にすることです。腸内環境が良い状態というのは、腸内細菌のバランスがきちんと整っている状態を言います。腸内細菌はおよそ100兆もの数がいると言われており、腸の壁に隙間なく張り付いていてそれがお花畑(flora)のように見えることから「腸内フローラ」と呼ばれています。この腸内フローラを形成している菌は善玉菌、悪玉菌、日和見菌の3つに分けられます。

 善玉菌
腸の消化・吸収に役立ち、体にいい影響を与える菌  例)乳酸菌、ビフィズス菌

悪玉菌
下痢や便秘などを招き、体に悪い影響を与える菌  例)病原性大腸菌、ウェルシュ菌

日和見菌
善玉菌と悪玉菌の数が優位な方の味方をする菌  例)バクテロイデス、非病原性大腸菌


腸内細菌のバランスは、「善玉菌:悪玉菌:日和見菌=2:1:7」が理想的で、日和見菌の性質からも悪玉菌より善玉菌を優位にさせることが重要です。

肌と腸の関係

なぜ美肌になるためには腸活が大切なのでしょうか。

腸というのは小腸・大腸からなる消化器官で、食べ物の消化、栄養素・水分の吸収、排せつの役割を担っています。腸内環境が整っていれば腸が体に栄養をいきわたらせ、不要な老廃物は便として排出されていきます。しかし、腸内環境を悪化させる悪玉菌が増えれば、便秘になりやすく老廃物が体から排出されなくなるため腸内に溜まり、有害物質を発生させ、それが腸内から吸収され血液を巡って肌へ到達してしまいます。このような仕組みで肌にはさまざまなトラブルが起こります。

このようなことから、美肌さんの腸内環境は整っており普段から腸活を意識しているというわけです。

腸内細菌のバランスは食生活、ストレス、生活習慣などが大きく関わっており、これらを蔑ろにすると腸内環境が乱れ悪玉菌が増加してしまいます。

腸活の始め方

腸活の基本は腸内環境を整えてくれる善玉菌を増やすことです。
善玉菌を増やす方法のひとつは、善玉菌が含まれている食品を摂取することです。

善玉菌が含まれている食品の例は、納豆、味噌、キムチ、乳酸菌飲料、ヨーグルトなどです。これらを摂取してから善玉菌が腸の中で増殖するのには時間がかかるため、毎日継続して摂り続ける必要があります。

しかしこの多忙な日々の中で、善玉菌を意識した食事内容を考えるのは難しいですよね。そんな方におすすめの毎日簡単に続けられる善玉菌の摂り方があります。

それは乳酸菌発酵の阿波晩茶と美肌成分が豊富な丹波黒豆のオリジナルブレンドHOLO TEAです。

カフェインの含有量が少ないので毎日おやすみ前に、ちょっとした休憩時間にお菓子と共に…など。阿波晩茶の酸味のあるさわやかな香りと、丹波黒豆の香ばしくてまろやかな味が飲みやすく、リラックスもでき毎日無理なく続けられます。

美肌になるために普段のスキンケアにプラスして続けやすい腸活に取り組んでみてはいかがでしょうか。

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