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育児中のお母さんへ(乳幼児によくあるお悩み)
本当に久しぶりのコラムとなりました。
読んでいただきありがとうございます。
暑い日が続きますね・・・。
こんな日も、汗だくになって我が子を抱っこして鍼灸院にやってくるお母さん。こどもの様々な症状で悩み鍼灸院に連れてこられます。
昨今では、はやり病のせいで育児中の親子が孤立してしまうケースも見受けられます。
今回は、当院で治療している乳幼児期によく見られる困りごとから、育児中のお母さんの役に立つ情報をお届けしていきます。
夜泣き
夜泣きで困ったお母さん、顏色も悪く疲れきってタメ息ばかり。
そりゃそうですよね!1日や2日の睡眠不足も辛いのに、それが毎日数ヶ月ともなると体力だけでなく氣力も奪われます。
まさに精根尽き果てて、楽しいはずの育児が一転して辛い時間になっていまいます。
こんな時は、もちろん「小児はり(刺さない撫でる鍼)」がオススメですが、便秘や鼻詰まりが無いかを確認しましょう。
東洋医学では、この『詰まる』が気の流れを悪くして不調の原因になるとしています。
鼻詰まりは、自律神経の不調を招くことになり、なかなかリラックスできずに寝付けなくなります。そして、なんとか寝付いても睡眠時の呼吸が浅くなり、なかなか深い睡眠に入れません。ですから少しの光や物音、寝返りでも覚醒しやすくなっています。
便秘も同様に睡眠が浅くなりやすいです。小さなこどものお腹は少し便秘をするとすぐにガスで膨らんで、横隔膜まで押し上げるように膨満してしまいます。すると、横隔膜を支配している神経が出入りしている首周りの違和感を感じがちになります。その結果、睡眠中の感覚過敏により中途覚醒を起こしやすくなります。
こんなときは、HOLOで優しい手当てがいいでしょう。
HOLOピュアクリームを適量とって、赤ん坊なら首や腰、幼児ならば膝から下のふくらはぎや足首に優しくゆっくりと撫でながら塗布していきます。このときの手の力は、まるで羽毛で撫でられているくらいの軽いタッチでするといいでしょう。このエリアは副交感神経の支配領域でもありますし、東洋医学のツボとしても大事な箇所になります。
お風呂上りや、寝る直前のお布団の上で、静かな空間で行うと効果的。
クリームを使ってタッチケアをしてあげるとお母さんも癒されますよ。
便秘の子にはお風呂で、十分に泡立てたHOLOピュアソープでお臍の周りを時計回りに優しく撫でてあげましょう。ゆっくり5回もすれば十分です。
ぜひお試し下さい。
次回は、
「こどもの不機嫌・おとなの不調」栄養で解決というテーマでお話いたします。