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妊娠中から備える腸内環境とお母さんから赤ちゃんへ伝わる腸内フローラ

妊娠中に腸内環境のことは考えられていますか?妊娠中から腸内環境を整えることがお母さんにとっても生まれてくる赤ちゃんにとってもとても大切なことなのです。妊娠中に少しでも快適に過ごせるように、赤ちゃんの健康のサポートになるように腸内環境の変化と赤ちゃんの今後にどう影響するのかをご紹介します。

 

妊娠中のお母さんの腸内環境の変化

妊娠後期(妊娠28週~)は腸内フローラが変化します。体に必要なエネルギーを溜め、脂肪がつきやすくなり、赤ちゃんの成長に備えた妊娠のサポートとなっています。

また、妊娠中は黄体ホルモン(プロゲステロン)が増えることによって腸の動きが鈍くなり、便秘になりやすくなります。その他にもつわりの影響で食生活の変化や運動不足なども原因として挙げられます。

妊娠中のつわりと食事について

つわりは妊娠5週目あたりからはじまり妊娠1216週頃まで続くことが多いですが、中には出産するまでつわりで苦しむ人もいます。つわりの代表的な症状として食欲不振・食欲増進・吐き気・倦怠感などが挙げられます。つわりは空腹時に症状が現れることが多いため、思うようにバランスのとれた食生活を送ることは難しくなります。つわり中の食事は「食べられる時に食べられるものを食べる」というのが良いでしょう。しかし、前途したように妊娠中は便秘になりやすいので、できるだけ水分はしっかり取りましょう。

 

お母さんから赤ちゃんへ伝わる腸内フローラ

赤ちゃんの腸内フローラはお母さんの腸内細菌の影響を受けると言われています。出産時(経膣分娩)に産道を通る際にお母さんから腸内細菌が伝わります。これを「母子伝播」と言います。お母さんから受け継いだ腸内細菌を元に、赤ちゃんが成長するとともに腸内フローラは独自に変化していきます。だからこそ、出産を控えるお母さんは妊娠中から腸内環境を整えることを意識してほしいのです。

赤ちゃんの腸内フローラの変化

赤ちゃんは胎児の時は無菌状態であり、その後外の環境にさらされて腸内フローラが構成されていきます。生まれたばかりの赤ちゃんの腸内フローラの特徴はビフィズス菌が優勢です。離乳食を経て、3歳頃になると腸内フローラは様々変化し悪玉菌も増えていきます。そして腸内フローラの構成は大人に近づきます。その変化していく腸内環境から免疫力につながり、食物アレルギーやアトピー、花粉症などの体質の差が生じます。
赤ちゃんが生まれてすぐお母さんから受け継ぐ腸内環境と、その後の生活していく中で獲得していく菌などが今後の腸内フローラを形成していきます。

 

さいごに

妊娠中から腸内環境を整えることが大切ですが、つわりの症状が強い人はバランスの良い食事を取ることが難しいので、飲み物で腸内環境を考えてみてはいかがでしょうか。そこでオススメなのが、世界でもあまり類を見ない乳酸菌を使った独自の発酵技法で作られた阿波晩茶と、丹波黒豆をオリジナルブレンドした『HOLO TEA』です。ほんのり香る丹波黒豆が飲みやすさとリラックスを演出してくれます。乳酸菌が30種類近く含まれており、妊娠中に苦しむ便秘の改善にもつながるでしょう。

また、赤ちゃんの頃からこの阿波晩茶の乳酸菌で免疫力も育てていき、アレルギーの対策としてサポートしてあげられるのではないでしょうか。

阿波晩茶は「赤ちゃん茶」とも呼ばれ、妊娠中の方や赤ちゃんでも飲むことができます。

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