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石けんとボディソープは弱酸性と弱アルカリ性のどっちが肌にやさしい? 本当に肌にやさしい石けんの見分け方

石けんやボディソープなどのパッケージによく“弱酸性”と書かれたものを見かけませんか?では弱酸性と弱アルカリ性では、弱酸性の方がお肌にやさしいのでしょうか。

まず、「弱酸性」「弱アルカリ性」とはなにか、特徴を見ていきましょう。

「弱酸性」「弱アルカリ性」とは

弱酸性とは

酸性とは中性よりも水素イオン濃度(単位:Ph)が低くPh6以下、アルカリ性とはPh8以上の性質のことです。「弱酸性」「弱アルカリ性」は、中性よりの性質の状態を言います。

健康的な素肌はph4.5~6.0程度の弱酸性です。肌が弱酸性に保たれることでバリア機能が正常に働き、外部からの雑菌の侵入を防ぎます。しかし、加齢や環境の変化、間違ったスキンケアなどで肌が中性や弱アルカリ性に傾くことがあります。そうなると、弱酸性の肌とは逆にバリア機能が低下し、常在菌のバランスが乱れ、ニキビや湿疹の原因となります。

肌を弱酸性に保つためには、充分な睡眠・適度な運動・栄養価のある食事などの生活習慣を整えることと、紫外線対策・保湿・肌を清潔に保つなどの正しいスキンケアが大切です。

石けん、ボディソープにおける「弱酸性」と「弱アルカリ性」の違い

「石けん」は動植物の油脂とアルカリを反応させてできたもので弱アルカリ性になります。弱アルカリ性の石けんは、天然の界面活性剤でできていて、合成の界面活性剤ほど洗浄力は強くないのですが、弱アルカリ性の性質として、酸性の皮脂を分解・中和する力があるので、天然の界面活性剤でも汚れをしっかり落とすのです。

「弱酸性のボディソープ」は合成洗剤に分類され、合成の界面活性剤で作られています。肌と同じ弱酸性は肌に刺激は少ないですが、洗い流したと思っても強い界面活性剤が肌に残ってしまうことがあるので、洗ったあとはしっかり時間をかけて洗い流す必要があります。

「弱酸性」と「弱アルカリ性」肌にやさしいのは?

弱酸性と弱アルカリ性

イメージだけで弱アルカリ性の石けんは刺激が強いのでは?と思われているかもしれませんが、肌にやさしい石けんは弱酸性と弱アルカリ性だけでは決められません。どちらが良いかはその人の肌質にもよります。

健康な肌の場合、弱アルカリ性の石けんを使用すれば、肌は一時的に弱アルカリ性に傾きますが、アルカリ中和機能の働きで、短時間で弱酸性に戻るので心配ありません。しかし、今抱えている肌トラブルや、肌質によって弱酸性が良い場合もあります。では、肌にやさしい石けんやボディソープをどう見分けたら良いのでしょうか。

肌にやさしい純石けん

肌へのやさしさを考えて石けんやボディソープを選ぶには、含まれる成分を見ることが大切です。

その中でも純石けんがおすすめです。純石けんは、自然由来で添加物や化学合成成分が入っていません。純石けんが肌にやさしい理由は、天然の界面活性剤が肌に残らず、肌に必要な皮脂や常在菌まで落としすぎないのでバリア機能が正常に働き、健康な肌を保つことができます。

純石けん成分だけで作られたHOLOのピュアソープは無添加・無香料です。香料さえ入れず、肌へのやさしさのみを考えて作られています。天然の弱い界面活性剤とアルカリの洗浄力が絶妙なバランスで過度な洗浄から肌を守ります。肌を清潔にすることはもちろん、水分と油分のバランスを整え、本来あるべき自然で美しい肌へと導きます。一度HOLOピュアソープのやさしい洗い上がりを感じてみてはいかがでしょうか。

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